この度、玄武書房は、新刊「沼宮内伝説―寄寿姫と大蛇」を2026年1月24日  に発売しました。岩手県沼宮内に伝わる「寄寿姫と大蛇」の物語をもとに、絵本と読み物の二部構成で描いた作品です。自然とともに生きてきた人々の暮らしや祈りを通して、世代を越えて受け継がれてきた民話の世界に触れることができます。

『沼宮内伝説―寄寿姫と大蛇』


■書籍タイトル
沼宮内伝説―寄寿姫と大蛇
著者:早坂修二
2026年1月24日  、全国販売開始

<本文と画像>
https://genbu-shobo.com/pr20260124/

■「沼宮内伝説―寄寿姫と大蛇」について

本書は、岩手県沼宮内に伝わる民話「寄寿姫と大蛇」をもとに、絵本と読み物の二部構成で再構成した作品です。
山あいの村で営まれてきた人々の暮らしや、自然への畏れ、祈りの心を軸に、世代を越えて読み継がれる物語としてまとめています。

古くから語り継がれてきた伝承の魅力や教えを、現代の読者にも親しみやすく伝えるため、構成や表現を整理しました。
年齢や関心に応じて、さまざまな読み取り方ができる内容となっており、子どもから大人まで幅広く楽しめます。

絵本編では、物語の流れをそのまま追える構成とし、四方を山に囲まれた村の日常や、四季の移ろいの中で続く暮らしを、落ち着いた語り口で描いています。
穏やかな日々の中に生じる異変や、大蛇の出現によって揺らぐ村の様子が、過度な演出を避けながら表現され、物語は静かに展開していきます。

寄寿姫の行動や決意も、抑制された描写によって印象づけられ、読後に余韻を残します。
読み聞かせにも配慮した構成で、初めて民話に触れる子どもでも無理なく物語を追うことができます。

読み物編では、同じ物語を文章中心で収録し、情景や登場人物の心情、出来事の背景をより詳しく描いています。
大蛇という存在や寄寿姫の選択、村人たちの行動がどのように重なり合っていくのかを、物語の流れに沿って丁寧にたどります。

あわせて、沼宮内伝説が育まれてきた土地の暮らしや風習にも触れ、民話を地域文化や生活と結びついたものとして捉えています。
従来の語られ方との違いや編集の視点にも触れ、物語の成り立ちに関心のある読者にも読み応えのある内容です。

絵本と読み物、二つの形式を通して、民話の世界に触れることができる一冊です。
物語との出会いとして、また郷土や信仰を見つめ直すきっかけとして、それぞれの立場で味わっていただければ幸いです。

■書籍概要
タイトル:沼宮内伝説―寄寿姫と大蛇
著者:早坂修二
価格:946円(税込)
ページ数:64ページ
サイズ:21.0×29.7cm

■著者:早坂修二
1955年、岩手県岩手町生まれ。沼宮内小学校、沼宮内中学校卒業。みずほ銀行(旧富士銀行)に入行し、審査役、支店長、子会社の執行役員などを歴任。57歳で退職後、起業し、5社からなる企業グループを創設。現在は、仕事の傍ら、成年後見活動や執筆活動にも取り組んでいる。