2023年04月28日(金)  開始予定

愛知県豊田市・岡崎市で多品目野菜の生産・販売を行う松本自然農園(代表:松本直之)は、消費者が農場から好きな野菜を好きな分だけ収穫できる野菜の収穫し放題サブスクリプションサービス「GGfield(ジージーフィールド)」を4月下旬(2023年04月28日  予定)から開始致します。

■■サービス内容
「野菜収穫し放題サービス」は、物価高騰への危機感、食育の重要性、SDGsへの関心が高まる中、消費者自らが野菜を収穫できる場を提供する新しいスタイルのサブスクリプションサービスです。
本サービスは、年間約50種類ほどの野菜が栽培された農場へ消費者が出向き、八百屋で野菜を選ぶように食べたいものを収穫していきます。イチゴやブルーベリー等の観光農園に近いイメージですが、小売店に買い物に行くついでに農場へ野菜を収穫しに行く「生活農園」として位置づけており、生活に密着したサービスとなっております。

■■消費者の新体験
このサービスでは、消費者が生産者と顔の見える関係を築き、直接野菜を収穫することで食べ物に対する安心感を得られます。野菜がどのように育つか、どのように収穫されるのかを学び、収穫を体験することが食育につながります。また、収穫したての新鮮な野菜は美味しさに直結し、食べ放題であることから野菜を中心とした食生活を実現しやすく、健康的な生活に寄与することも考えられます。
生産者みずから野菜の収穫方法や保存方法など、野菜の扱い方についてのアドバイスも行いますので初めてでも安心してご利用いただけます。


■■生産者の健全経営
本サービスは、地産地消の取り組みであるため物流面でも有利に作用します。農協、卸売市場、実需者、小売業者などの仲介業者を通さず消費者へダイレクトに届けられるため、物流コストはほとんどかかりません。配送料の値上げが続き、物流の2024年問題が叫ばれるなかでも、ほとんど影響を受けることはありません。地産地消の取り組みでSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献できます。

また、生産者は収穫から出荷までの労働時間を大幅に削減することができます。一般的には野菜農家の労働時間のうち、約6割を占めているのが収穫から出荷までの作業です[※1]。この作業を消費者が担うことで、生産者はより効率的に生産することができ、消費者にもリーズナブルな価格で提供することが可能になります。

肥料や資材、燃料等の価格高騰が生産者の経費を圧迫する中、物流・労働コストを大幅に削減する本サービスの取り組みは、生産者の経営を大きく改善できます。

[※1]
農業の「働き⽅改⾰」主要品⽬ごとの課題と経営者の取組(例)
https://www.maff.go.jp/j/study/work/attach/pdf/index-15.pdf


■■物価高騰に反した料金設定
定額料金は大人一人につき月3,240円(税込)で高校生以下は無料。大人二人世帯なら月6,480円で利用できます。統計データ[※2]によれば、二人以上世帯の平均的な生鮮野菜年間購入額は約75,000円で、月あたりに換算すると約6,250円。利用者自身が多様な野菜の収穫体験をしながら、一般的な生鮮野菜購入額と変わらない料金でより多くの野菜を食べることができます。

[※2]
【都市別】生鮮野菜への支出額・消費量ランキング
https://urahyoji.com/expenditures-for-fresh-vegetables/

■■
「野菜収穫し放題サービス」は、消費者と生産者との距離を近づけ、生産者が担ってきた役割の一部を消費者と分担することにより双方がメリットを得られる取り組みです。農業者人口の減少、高齢化、耕作放棄地の増加などの問題が指摘される中、農地を集約して効率的に生産することが難しい都市近郊農業における新しい生産・販売方法のひとつとして、他農家が採用できるようシステム化・プラットフォーム化を進めるなど事業展開も予定しております。

現在、4月下旬のプレオープンに向けて準備を進めております。詳しくは公式ウェブサイト(URL)または下記連絡先までお問い合わせください。

■■
会社概要:松本自然農園(http://matsu-farm.com
所在地:〒444-2201愛知県豊田市坂上町本郷52
連絡先:
サービス名:GGfield(ジージーフィールド)
ウェブサイト:https://ggfield.jp
圃場所在地:愛知県岡崎市細川町上平159
運営者:松本直之
備考:農Tube委員会(https://www.youtube.com/@tokkory)運営