株式会社中西製作所(本社:大阪市生野区、代表取締役社長:中西一真)は、2022年12月7日  よりセントラルキッチン向けの省人化食器洗浄システムの受注受付を開始します。
病院・福祉施設のセントラルキッチン向けに開発された当システムは、トレイに載った食器を入口にセットするだけで浸漬、食器とトレイの反転・分離、洗浄、仕分けを全自動で処理。負担が大きい作業を自動化し、作業員の数を大幅に削減します。
従業員食堂や機内食工場の洗浄室等、今後幅広い需要が見込まれる洗浄システムです。



■省人化・省力化の壁であった洗浄工程
 セントラルキッチンにおける食器洗浄作業の負担は非常に深刻です。
 特に病院や福祉施設では食器が複数種類使用されることが多いため、食器を伏せて洗浄機のコンベヤに並べる、洗浄後の食器を整理する等、人手による作業が多いことがその原因です。
 辛い作業は雇用の幅を狭める要因でもあり、運営業者や作業者の方々にとって悩みの種となっています。当社はそんな洗浄環境の悩みを解決するため、本システムを開発致しました。



改善ポイント① 立体浸漬装置で残飯をふやかす
従来の洗浄システムでは、汚れをふやかすために食器を浸漬槽に浸け込んでいました。浸漬槽から食器を引き上げるのは重労働な上、水の温度も高いため非常に辛い作業です。
また、浸漬槽からあがる湯気によって室内の湿度が上昇し作業環境が悪化することも懸念されていました。
今回のシステムでは、トレイに食器を載せたまま上からファインバブル水を食器へ充填させ浸漬し、自動搬送を行うため安定した浸漬時間が確保でき、作業者の負担がなくなります。さらに、浸漬槽のような湯気の発生源がない為、作業環境の改善が見込めます。

改善ポイント② 食器とトレイを自動で反転・分離
自動で食器とトレイを反転・分離します。
従来の洗浄方式では浸漬槽から引き上げた食器を手作業で全て伏せの状態にする必要がありました。
最も負担が大きかった作業の省略を実現し、作業負担と事故発生のリスクを低減します。


改善ポイント③ 洗浄後の食器を種類ごとに整理する作業を自動化
高さ選別機を用いて種類ごとに自動で仕分けることで作業負担が大幅に軽減されます。

3つの特長をわかりやすく解説した動画は下記URLからご確認頂けます。






●株式会社中西製作所について(https://www.nakanishi.co.jp
1946年学校給食用のアルマイト食器の販売を目的に個人創業。その後食器洗浄機を開発し1958年より法人化。以降学校給食への厨房機器を中心に複雑な厨房機器をシステム化した柔軟な提案を得意とする。マクドナルドをはじめとした各社へも厨房機器を提供している。

<本件に関するお問い合せ先>
株式会社中西製作所 営業企画部広報課
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