〜養蜂の未来と可能性を考えるシンポジウム〜 《一般社団法人トウヨウミツバチ協会》(本社:東京都中央区銀座、代表理事:高安和夫)は、《二ホンミツバチと農福連携養蜂》のいまが分かる「《ミツバチシンポジウム2021》」を《2021年12月4日(土)  》に開催致します。
《ミツバチシンポジウム2021》概要
「やさしい養蜂」が、地域を、社会を変える。
かつて「ミツバチは刺すから怖い」というイメージが一般的でしたが、いま全国各地でミツバチプロジェクトが立ち上がり、ニホンミツバチ養蜂や、障がい者養蜂に係わる「農福連携養蜂」にも注目が集まっています。
養蜂は、もっと社会に広がり、浸透していくのではないか。持続可能な社会に向けて、ミツバチの役割をシンポジウムで考えていきます。
リモートと会場の両方で開催予定です。

《ミツバチシンポジウム2021》実施の背景
一般社団法人トウヨウミツバチ協会では日本中央競馬会(JRA)畜産振興事業の助成を受け「障がい者養蜂での労働環境創出調査研究事業」及び「日本蜜蜂養蜂次世代担い手育成調査研究事業」を行っています。
本会は調査研究事業の講習会と報告会にあたります。

プログラム
第1部: ニホンミツバチ次世代担い手育成講習会  10:00~13:00
*「日本蜜蜂養蜂次世代担い手育成調査研究事業」講習会
ニホンミツバチ飼育者アンケート調査結果の報告、現状の課題となる蜜源植物の確保や適正な蜂群配置、飼育技術などの講習に加え、いま注目される持続可能な社会に向けてニホンミツバチの役割について、事例報告を交え考えていきます。
・養蜂をめぐる情勢
河内野慎也氏(農林水産省畜産振興課課長補佐)
・セイヨウミツバチとニホンミツバチ~何が同じで何が違うのか 中村純氏 (玉川大学教授)
・各都道府県別「蜜蜂飼育届」の現状と、基礎データ収集への展望
 真貝理香氏 (総合地球環境学研究所 外来研究員)
・巣枠式ニホンミツバチ飼育で若手育成
        立石靖司氏 (九州和蜂倶楽部)
・特別講演 : ニホンミツバチと地域の環境保全
  中井徳太郎氏(環境事務次官)

【事例報告】
・山田緑地ミツバチプロジェクト(福岡県)
・博多ミツバチプロジェクト(福岡県)
・京都みつばちガーデン推進プロジェクト、京(みやこ)・みつばちの会(京都府)
・地球ハグ倶楽部(愛知県)

        第2部:「やさしい養蜂」障がい者養蜂事例報告会  14:00~17:00
*「障がい者養蜂での労働環境創出調査研究事業」報告会
養蜂に取り組む障がい者を持つ仲間が増えています。今回の調査研究の中でも養蜂に参加することで、「コミュニケ―ションが増えた」、「積極性が出てきた」、「責任感や自信が身についた」「出勤日や時間が増えた」などの報告をいただきました。農福連携「やさしい養蜂」の事例を紹介し意見交換していきます。
・農福連携の推進と養蜂に期待する事
        元木 要 氏(農林水産省農福連携推進室長)
・養蜂にみる新たな農福連携・障がい者就労支援
  溝口元氏(立正大学教授)
・アグリヒーリングでの養蜂によるストレス緩和 
千葉吉史氏(順天堂大学医学部大学院)
・障がい者養蜂の可能性
  末松広行氏(東京農業大学教授 前農林水産事務次官)
【事例報告】
・株式会社楽ワーク福祉作業所(沖縄県)
・企業組合労協センター事業団就労継続支援B型事業所 ほのぼの(鹿児島県)
・あすなろ学園 障害者支援施設 母原(福岡県)
・特定非営利活動法人スマイルベリー(静岡県)

 意見交換

【「《ミツバチシンポジウム2021》」実施概要】
イベント名:ミツバチシンポジウム2021
開催日:2021年12月4日(土)
実施形態:リモートと会場
会場名:中央区環境情報センター(東京都中央区京橋3-1-1
アクセス:東京メトロ銀座線「京橋駅」3番出口直結
有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口より徒歩2分、都営浅草線「宝町」A4判出口より徒歩2分
JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
申し込み方法:グーグルフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/a8vWXSFEmjGuCQj86 参加費:無料