2018年2月14日(水)  - ITレジリエンス(回復力)の先進リーダーであるZerto Ltd(本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO:Ziv Kedem)の日本支社であるZerto Japan(本社:東京都新宿区、カントリーマネージャー ジャパン&コリア 松澤 正芳、以下Zerto)は本日、Zerto Virtual Replication(ZVR)6.0の提供開始を発表しました。同製品はマルチクラウド対応のITレジリエンス(回復力)プラットフォームであり、あらゆるタイプのクラウド間でのデータの移行を可能にします。

ZVR 6.0は、Azure、IBM Cloud、AWSをはじめとする350以上のクラウドサービスプロバイダ(CSP)に対応しており、異なるクラウド間、および同一のクラウド内でのワークロードの移行とデータ保護機能を提供します。ZVR 6.0は継続的なレプリケーション、自動化されたオーケストレーション、そしてエンタープライズクラスのスケーラビリティをシングルプラットフォームに集約することにより、組織におけるマルチクラウドおよびハイブリッドクラウドの導入を劇的に加速させることが可能になります。

ZertoのCEO、Ziv Kedemは次のように説明しています。「デジタルトランスフォーメーションの時代において、Zertoのお客様のクラウド戦略は常に進化しています。Azure、IBM Cloud、AWS、並びに多くのCSPサービスにおける双方向でのデータの移行に対応する私たちの一元プラットフォームは、こうしたお客様のニーズに応えることができます。企業のデータが複数のクラウド間、クラウド内を自由に行き来できる新機能を備えたZerto Virtual Replication 6.0は、お客様がマルチクラウド戦略を推進する上で必要となるコントロール、アジリティ、そしてプロテクションに役立つ機能をご提供します。」

また、Zertoのアジア太平洋地区/日本担当バイスプレジデントであるAndrew Martinは、以下のようにコメントしています。「デジタルトランスフォーメーションにより、タイムリーかつ卓越したカスタマーエクスペリエンス、および優れたITレジリエンスに対する必要性が増してくると考えます。企業がこうした状況に対応するには、マルチクラウド戦略を推進し、顧客の期待する『止まらない』サービスを提供する必要があります。」

ZVR 6.0の主な特長:
• マルチクラウドモビリティ – ZVR 6.0は双方向でのサポートを拡張しており、Azure、IBM Cloud、AWS、および350以上のCSPの間におけるアプリケーションやデータの移行および保護を可能にします。Zertoが提供する、複数のクラウド環境にわたるクラウド間、クラウド内の移行機能により、企業はデータを包括的に保護できるだけでなく、データやアプリケーションのワークロードを複数のクラウド間での双方向的な移行を可能にします。これにより、パブリッククラウドからパブリッククラウドへの完全かつ包括的なディザスタリカバリを提供し、組織はクラウドベンダーによるロックインを回避することができます。
• データ保護機能の向上 – ZVR 6.0には、ワークロードを保護するための従来のバックアップへの依存およびかかるコストを削減する長期間の保存機能が向上しています。特に、ジャーナルファイルレベルのリストア能力の向上により、Linux EXTおよびWindowsファイルシステムの両方のファイルレベルのリカバリをサポートしており、リストアに要する時間も短縮されます。Zertoの継続的なデータ保護、レプリケーション、そして自動化されたオーケストレーション機能により、組織はデータ保護戦略を見直し、コストと複雑性を削減すると同時に生産性の向上を図ることができます。
• 分析による可視化 – ZVR 6.0ではZerto Analytics機能が向上しており、保護されているマルチサイト、マルチクラウド環境におけるヘルス状態およびコンプライアンスを可視化することができます。機能拡張には進化したダッシュボードが含まれており、トラブルシューティングや最適化に役立つ新たなライブネットワーク分析レポート、ネットワークのスループットやパフォーマンスの状態、サイト間およびアウトバウンドトラフィックの監視、そしてすべてのサイトに適用される30日間のネットワーク履歴の指標などの表示が可能になっています。
• CSP向けのクラウド管理機能 – ZVR 6.0では、DRaaSを提供するCSP向けに新サポート「Zerto CSP Management Portal」が新たに追加されました。本ポータルを通じて、CSPは顧客サイトをリモートでアップグレードし、一貫した可用性と最新のソフトウェアリリースの提供が可能になります。

各社のコメント
「私たちのお客様は、クラウドの導入とデジタルトランスフォーメーションに関わる課題に直面しています。確かにクラウドの導入は進んでいますが、私たちが接している多くの企業は、ビジネスに最適な方法でクラウドを導入するために役立つソリューションを必要としています。例えば、特定の地域において帯域のスケーラビリティを提供するクラウドプラットフォームを必要とする企業があります。IBM Cloudで運用するZerto Virtual Replication 6.0はまさにこの要望に応えることができ、私たちはお客様とプラットフォームを共有し、データが常に保護されている状態でクラウドをフル活用できるように支援していけることを期待しています。Zertoと提携することで、IBM Cloudは複雑性、安全性、そして移動性(モビリティ)が関係してくるITレジリエンスの課題を克服できると考えています」(VMware on IBM Cloud担当シニアオファリングマネージャ、Zeb Ahmed氏)。

「私たちは常にインフラをアップデートし、ビジネスに適したクラウド環境を模索していますが、Zertoに出会い、大変期待しています。Zertoにより、これまで実施してきた移行作業がシンプルかつシームレスになり、データも保護されていますので安心できます。さらに、今回Zertoのマルチクラウドの新機能を導入することで、将来のロードマップに生かし、最終的にはお客様により良いサービスを提供できるようになることを目指します」(Logo Brands、IT担当マネージャ、Tim Tweten氏)。

「大規模組織の90%以上が、今後数年のうちに複数のクラウドを利用する計画を立てています。ZVR 6.0により、Zertoはこした組織の複雑な環境の管理と保護の面において、サポート能力を大幅に高めることができます。継続的な可用性、データ保護、そしてワークロードのモビリティを備えたプラットフォームに対する依存は、今後多くの組織のマルチクラウド導入戦略における重要な部分を占めることなると予想されます」(IDC、ストレージソフトウェア担当シニアリサーチアナリスト、Andrew Smith氏)。

【Zertoについて】
Zertoは、ビジネス環境の変化およびクラウドの活用に伴うリスクと複雑性を排除することにより、お客様のITトランスフォーメーションの加速を支援しています。複数のレガシーソリューションを単一のITレジリエンス(回復力)プラットフォームにリプレースすることで、ディザスタリカバリ、データ保護、そしてクラウドの管理方法に変革をもたらします。エンタープライズ規模のスケーラビリティを備えたZertoのソフトウェアプラットフォームは、継続的な可用性により、「止まらない」カスタマーエクスペリエンスを提供し、ワークロードのモビリティ(移動性)をシンプル化することで、ハイブリッドおよびマルチクラウドにわたるアプリケーションの保護、リカバリ、そしてクラウド間の自由な移動を実現します。Zertoは世界中6,000以上のお客様に採用されており、Microsoft Azure、IBM Cloud、AWS、Sungardをはじめとする350以上のクラウドサービスプロバイダに対応したレジリエンスサービスを提供しています。詳細はwww.zerto.com/jp をご覧下さい。

【本プレスリリースに関するお問合せ】
Zerto Japan(ゼルトジャパン)
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