私は、万物は危うい命を紡いで生きていると思っています。
だからこそなのか、完全な形より欠けている形に美を感じてしまう。今回の作品たちも、「危うい命」を追い求めている過程の産物だと思っています。そして、その時その時間の私の暮らし方が自然に形になってくれることが私の想いであり、喜びでもあります。2年の制作期間を経て、「古代花・花の精」をメインとしながらも、「命ひ・ら・く」「Megu」「巣のか・た・ち」と、私の代表的なシリーズが登場します。
どうぞ、ゆっくりとご鑑賞の上、ご感想・ご意見・ご指導を賜われましたら幸いです。
私の大好きな真っ白い、REIJNSHA GALLERY,Tokyoの
この空間での展示を喜びとし、創作をしてまいりました。
お礼と感謝を込めて、発表したいと思います。
久米 みどり