新合金MTA9100で金型コストを大幅ダウン!

                                    2016年12月15日  
                                    合同会社MTA-TOKYO
                                    代表 柴田徹郎

鉄+銅の新合金 MTA-9100誕生のご報告

この度合同会社MTA-TOKYO(港区)は純鉄90%に純銅10%が混ざった新合金MTA-9100の開発に成功し、量産態勢に入りましたのでご報告させていただきます。

MTA-9100は鉄の持つ「硬度」や「強度」の特性と銅の持つ「粘り」や「熱伝導性」を併せ持つスーパー金属となります。
MTAの意味は【MULTI TASKING ALLOY】、万能金属が語源となっております。

金属の世界では常識ですが鉄と銅が混ざる、つまり合金化することは不可能とされてきました。
お互いの性質がぶつかり合い混合させる技術がなかったからです。

鉄はご存知の通り硬度があり様々な合金の源です。一方銅は粘りがあり熱伝導性も優れています。もし鉄と銅の合金ができたらスーパー金属になると言われこれまで世界中で研究開発されてきました。

MTAは30年にわたり鉄と銅の合金化を研究して素材開発会社です。
開発では数々の失敗を繰り返してきました。しかしその都度蓄積されていった莫大なデータをもとに、昨年ついに「鉄」と「銅」の合金化に成功しました。

試験評価は一般財団法人化学物質評価機構(CELI)にて行い
「鉄」90%と「銅」10%の合金化が確認されました。(HP参照)

万能金属というだけあり、様々な特性がこの金属にはあります。
まず、鉄の硬度を維持したまま銅の熱伝導性を兼ね備えております。
また10%もの銅が混ざっているので粘りがあり、鉄に比べて加工性が優れております。

日本のお家芸である「ものつくり」の原点、金型技術は世界一の技術力を誇ります。
この金型材で多く使われている銅をベースにした合金「ベリリウム銅」と性質がよく似ています。

硬くて熱伝導に優れたベリリウム銅は金型材としてはとても優秀ですが、その価格がネックでした。このベリリウム銅の代替としてMTA9100をご使用いただくと、大幅なコスト削減が実現可能となります。

製造メーカー様および金型メーカー様のご担当者様、
ぜひ一度金型材料としてこのMTA9100をお試しください。

【MTAの優れた点】
硬度 引っ張り強度 熱伝導 表面加工 耐摩耗性 価格 加工性

【応用が期待される分野】
金型材 モーター軸 IH調理器具 ロケット飛行機分野 電気自動車分野 建築用ばね材 ほか

【問い合わせ】
MTA-TOKYO
105-0012
東京都港区芝大門2-1-18GSハイム405
TEL03-6459-0658 (平日9時半から18時)
FAX03-6459-0659
メール 
HP htto://www.mta-tokyo.jp


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